あの月に向かって打て



マイナースポーツにはブレインストームを

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世の中にはメジャースポーツとマイナースポーツがある。
メジャースポーツは日本でいうと、野球、サッカー、相撲、そして柔道だろうか。もちろんその他にもあるが簡単に挙げられるのはこれらか。日本ではなかなかマイナースポーツが浸透しにくい。仮に浸透したとしても、一時のブームで終わってしまう。要は熱しやすく、冷めやすいのだ。そのような国民性を加味してもサッカーはうまくなじんだと思う。それは、世界最高のメジャースポーツという後押しがあったからだ。ワールドカップがなければ、サッカーはやはりマイナースポーツで終わっていただろう。

では、私が考えるマイナースポーツとは何か。“わかりにくさ”である。
ハッキリ言って、マイナースポーツはわかりにくい。

ひとつ例がある。
昨年、ラグビー日本選抜対イタリア代表を長居競技場まで観戦しに行った。正直私はラグビーにそこまで詳しくはない。しかし、本物のラグビーを見てみたいと思い足を運んだのだ。競技場はガラガラ。おそらく私の声は簡単にピッチ上の選手まで届くであろう。その中で淡々と試合は行われた。おそらく観戦に来ているのは、“わかっている人”なのであろう。怒ったり、ほめたり、野次を飛ばしたりしている。私はそれを最初はほほえましく見ていた。
「こういったファンがちゃんとラグビーを支えているのだな」
と。
しかし、野次を一生懸命聞いていると、途中で何を言っているのかわからなくなってきた。つまり、専門用語が飛び交うのだ。
「めくれ!」
「余ってる!」
ラグビーではレフェリーが試合をよく止める。反則があるためだ。しかし、私にはその反則がどのようなものなのか、悪質なものなのか、軽いものなのかがわからない。また、どうすれば反則になるのかわからない。これではラグビー初心者は完全に取り残されてしまう。

マイナースポーツが世の中に浸透する秘訣は、“わかりやすさ”である。
以前、私はモータースポーツに関してコラムを書いた。レギュレーションなど規則に縛られているモータースポーツはマイナーの域を脱することはできないだろう。また、F1とインディの対決も提案した。“わかっている人”にとっては、意味のない対決なのかもしれない。また、興味の無いことなのかもしれない。しかし、ヨーロッパを主戦場とするF1とアメリカを主戦場とするインディの対決。これほどわかりやすい図式はあるだろうか?互いの地域に住む子供はもちろん、自分のいつも見ている車を応援する。自分の応援する車が一番速いと信じているから。そこに、レギュレーションの違いなど関係ない。互いのモータースポーツが速さを追求しているのであれば、目指すものは一緒なのだ。私が何を言いたいかと言えば、レギュレーションやスペックなどという大人の理屈では子供は納得しないのだ。スポーツは大人の都合でコントロールするものではなく、子供にどれほど夢を見させてあげるかに尽きるのだ。プロ野球のオールスターがどうして始まったかを読者はご存知だろうか?ある少年の、

「カール・ハッベルとベーブ・ルースの対決が見たい」

という一通の手紙から始まったのだ。

その少年の夢を叶えるためにオールスターは存在する。
それは大人の我々が言ったとしたら、利害関係が顔を出して実現不可能な事だったかも知れない。

私が定義したいのは、
『どんなつまらないことでもいいから、アイディアを持ち寄ってスポーツを盛り上げよう』
という事である。

“ブレインストーミング”という言葉がある。これは何でもいいからアイディアを吐き出して、そこからストーリーの構築を行うというもの。日本人はこれを履き違えている。日本のブレインストーミングは本来のそれではない。結局は他の意見を押さえつけてしまうような結果になってしまったり、力のあるものの意見がまかり通ってしまったりするのがオチだ。本来のブレインストーミングとは、相手の意見に対して反対意見を言わない。人の意見に対して自分の発想をつなげていく。そうすることによって、物怖じしない意見を出すことができ、より建設的に物事が運ぶのだ。

あえて、子供の視線に戻ってスポーツをとらえてみませんか?
「こんなんできたら、楽しいやろうなぁ~」
って言うのを話し合いませんか?

例えば、
「野球でワールドシリーズの優勝者が最強って誰が決めた?? それを言うなら、女子ソフトボールのオリンピック金メダルチームを倒してから言えよ!」
なんて思ったりしません?
「セパタクローとセレソン(サッカーブラジル代表)がサッカーテニス(サッカーボールを使った足で蹴るテニス)をしたらどっちが勝つの??」

とか。
なんだかワクワクしてきません??
これはあくまで例でやみくもに異種格闘技をしろといっているわけではない。
あちらを向いている人をこちらに向かせるため、本当のその競技の強さを知らしめるために考えたひとつの提案だ。
しかし、こんなことを考えてたら、ラグビーの初心者が取り残されるような運営の仕方はなくなると思います。
ラガーシャツに襟がついているのは、試合後のパーティーにそのまま出席できるためにあるんですよ(今は誰もそんなことしないが…)。
じゃぁ、試合後にパーティーを行って、そんな様子を映像で流せばいいのではないか。
話題性あると思う。バラエティで茶化すのもひとつだが、最強を求めていくのもひとつだと、筆者は考える。
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by mau46 | 2005-11-01 18:06 | スポーツ
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