あの月に向かって打て



感動とは何か

トリノオリンピックを見ていた時の事。

種目は男子大回転。
コースとしては相当な難関らしく、転倒やコースアウトは当たり前。
途中まで滑走者の半分が脱落と言う大波乱だった。
見ていた私は、何故こんなコースを作ったのか笑いながら見ていた。

中にはインドやイラン、そしてセネガルと言った、雪には縁の遠い国からの出場もある。
彼らに完走は期待できない。当然のようにコーナーで吹っ飛ばされる。

オリンピックはワールドカップと違い、1回目で完走すれば2回目の試技の権利を得ることができる。要するにタイムによる足切りが無いのだ。

多くの選手が転倒していく中、次第に私から笑顔が消えた。
なんとか完走しようとコースアウトしても再度、急斜面を自力でよじ登り、通過できなかった旗門を通り直す。

そのひたむきな姿。
あきらめない闘志。
それに惜しみない拍手を送る観客。


感動とは何か。
勝利者とは一体誰なのだろう。

全82人中、転倒・コースアウト34人(1回目の試技)。
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by mau46 | 2006-02-22 19:34 | スポーツ
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