あの月に向かって打て



日本VSオーストラリア戦評

1-3

本番で負けるとはこういうことである。

解説者やマスコミ達は検討違いのコメントを挙げている。

「守りきれませんでした」

それは絶対に間違いである。

「攻めきれませんでした」

こう言うべきである。

しかも試合後のナカタにも上記の事を言う始末。
ナカタの不愉快な表情が物語った。
案の定、マスコミはサッカーをわかっていない。



試合の内容を考えると、日本の攻撃はオーストラリアディフェンスを崩していない。
先制点も本来はノーゴールである。(キーパーチャージのため)
同点と同等と念頭に置き、常に攻める心持ちでいなければならなかったのだ。
あの1点は事故のようなものだった。

サッカーに良くある現象として、
試合内容で負けているチームが何故か先制している事がある。
それがかえってチームへの重荷となる。まさにそれだ。

簡単に言えば、日本は取れるときに点を取れなかった。
それに尽きるのである。

川口がファインセーブを連発したが、
同点ゴールが川口のミスというのも皮肉に見える。
あたかも神様がくれたチャンスをモノにしなかった日本へ与えた罰のように。

では日本の根本の敗因はなにか??

日本は勝ち慣れていない。
つまり「勝ち方」を知らないのである。

さらに攻撃陣は根本的な心構えが違う。
ペナルティエリア付近でボールをもらった時、
彼らはまず、“パスを出せる相手”を探しているのではないか?そんな気がする。
本来は“シュートコースを探す”から始まって、見つからない場合に“パスを出せる相手”を探すべきなのだ。

あの試合を見た人は間違っても、
「守りきれなかった」と言う考えを持たない方が良い。

何はともあれ、お尻に火が着いたのには変わりない。
チャレンジャーに気負いはいらない。
どこからでもシュートを打っていけば良い。


攻めて負けたなら、誰も文句は言わないのだ!
守って負けたなら、誰からも批判されてしまうのだ!


マスコミ、ファンがこの結果を拍手で迎えるのであれば、
日本サッカーの明日はない。
変わるのは選手ではない。見ている我々だ。
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by mau46 | 2006-06-13 10:05 | スポーツ
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