あの月に向かって打て



戦評 6月14日

○ スペインVSウクライナ (4-0)

時にサッカーというスポーツは審判がゲームを演出してしまう事がある。それがまさにこの試合。
着々と点数を重ねたスペインの選手がペナルティエリア内で倒された。得点は2-0の状況。審判はPKを宣告。これで3点目は確実だ。それでスペインにとっては十分な結果なのだが、審判はウクライナの選手にレッドカードを出した。しかも一発レッドだ。3-0になったうえに一人少ない状況。これではゲームのバランスが崩れてしまう。
しかし諦めないウクライナの選手に拍手を送りたい。その中で4点目をいれてとどめを刺したスペインのフェルナンド=トーレスは素晴らしい。スペインの完成度は非常に高い。しかし、今がピークであるとすれば危険だ。


○ サウジアラビアVSチュニジア (2-2)

スピード感の溢れる好試合。その中で前半にチュニジアが先制点をあげた。しかし、諦めないサウジは後半に逆転を演じてしまう。魅せられたのは、サウジ攻撃の展開の速さである。攻撃の意図がはっきりわかる。ワンツーを多彩に使用したり、サイド攻撃に重点を置いたり。その結果がこの逆転を産んだと言えよう。
しかしゲームは終わっていなかった。後半ロスタイムにサウジは地獄を見た。熾烈なアフリカ予選を突破したチュニジアは最後の1秒まで諦めない。勝ちを意識したか、足の止まりかけたサウジから奪った起死回生の同点弾。スリリングな試合でなかなか見れる試合ではないと思っていた。次の試合を見るまでは・・・


○ ドイツVSポーランド (1-0)

歴史的背景のあるチーム同士の対決。
前半は息もつかせぬ壮絶なスピード合戦。展開のあまりの早さに時間を忘れる。
ノーガードの「どつき合い」の中、後半ついにポーランドがキツくなってきた。足が止まりかけた中でドイツの怒涛の攻撃。勇敢に立ち向かい跳ね返すも、つにポーランドに退場者が・・・
ここで感動したのは、一切諦めないポーランド。一人少ない状況の中でも必死のディフェンス。キーパーのファインセーブも光る。追い詰められて集中が研ぎ澄まされた感じがする。
引き分けのにおいが感じられた後半ロスタイム。
集中が研ぎ澄まされていたのはポーランドだけではなかった。ノイビルまさかの決勝点。
ボロボロになるまで打ち合った両者はまさに英雄だった。



とまぁ、初戦を除けば好ゲームばかりだった。
しかし、ウクライナの諦めないサッカーは見てる者の胸を打ったのではないか?

いつも言うが、サッカーは「どつき合い」が面白い。
そんなサッカー、日本で見たいなぁ・・・


今日の注目はイングランドVSトリニダード・トバゴ。
前の試合で感動的な試合をしたトリニダード・トバゴと、
振るわなかったイングランド。
あのトリニダード・トバゴの勢いで正面衝突したらどうなるのか?
それともトリニダード・トバゴはただの一発屋か?
注目の一戦だ。
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by mau46 | 2006-06-15 14:44 | スポーツ
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