あの月に向かって打て



戦評 6月18日

○ ブラジルVSオーストラリア (2-0)

スペクタクルなサッカーを展開することのできなブラジル。元凶はたった一つ。ロナウドだ。パヘイラ監督はロナウドにワールドカップ通算得点王を獲らせたい温情でスターティングメンバーに選んでいるが、それももう限界だろう。
コンディションの悪さは際立っている。そのため他のメンバーにまで影響がでている。コンビのアドリアーノもロナウドに引きずられ調子が出ない。全体的に重いムードの中、ロナウドに代わって出場したロビーニョがブラジルの雰囲気をサンバに変えた。リズムの出たブラジルは追加点を奪ってオーストラリアに勝利しトーナメント出場を決めた。
一方オーストラリアは、全体的に良いサッカーをする。ブラジルのゴールを脅かすシーンも数度あった。
彼らは次のワールドカップからアジアと同じグループに入ると思うと恐ろしい。
いや、いっその事次回出られない方が良い薬になるのでは??
不謹慎か・・・・

○ フランスVS韓国 (1-1)

98年の決勝戦以来ワールドカップで点を獲っていないフランス。深刻な得点力不足は日本とは比べられない。
つまり日本は元々点数など取れないわけで、フランスは強力なFWがいるにも関わらず取れない。その方が問題である。
しかし前半絶対的なエースのアンリが美しいトラップから落ち着いてゴールを決めた。このゴールシーンまでの流れを是非機会があったら見てもらいたい。全く無駄の無い、完璧な動きである。
その後フランスは中盤でゲームをコントロールする。
完璧なゲーム運びで中盤より後ろに韓国の攻撃を通さない。それほど鉄壁だった。
しかし後半終了間際。韓国の起死回生の同点弾が決まる。
私が思うに、フランスはあまりの中盤の出来の良さに酔ってしまったのではないか?
そこに終盤落とし穴があったように思う。
とは言っても、そこでゴールを決めた韓国攻撃陣は素晴らしい。
韓国はもうヨーロッパや南米を見ている。彼らはもう日本を見ていない。


ついにきたロナウド落陽。
なぜ今まで誰も言わなかったのか不思議でしかたなかった。
2002年の頃でも得点王になりはしたが、全盛期の動きはまるで無い。あたかも過去の産物でなんとかやりくりしていた、という印象だった。
怪物ロナウド。今は完全に家畜のロナウドといったところか・・・

オーストラリアや韓国を見ていると、正直日本はワールドカップに出る資格はないのかな、と思う。
イランにしてもサウジにしてもそうだ。彼らの魂のこもったプレーは見ているものを熱くする。

日本はどうだ?
マスコミは川口を絶賛しているけど、その前の決定的な宮本のディフェンスのミスには目もくれない。
福西のズルズルディフェンスにも言及しない。
等身大の日本を見れていない以上、この国に成長は無い。

選手をアイドル化(してたよね?ディフェンダー!)して、またそれに乗っている国民も何を考えているのか?
本質を見ることのできない人間達がこの国のサッカーをダメにする。
[PR]
by mau46 | 2006-06-22 13:00 | スポーツ
<< 戦評 6月19日 日本対クロアチア 戦評 >>


スポーツに関するコラムを書いてます。
カテゴリ
全体
スポーツ
ロンドン旅日記
シンガポール旅日記
香港旅日記
未分類
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧