あの月に向かって打て



トーナメント1回戦 戦評 6月24日

ついに始まったトーナメント。
グループリーグとは違って、これからが真のワールドカップと言えよう。
このノックアウト方式の中で、真価が問われる今までの4年間。
両方の目ン玉おっぴろげて見るべし!!


○ ドイツVSスウェーデン (2-0)

試合をおうごとに進化していくチームがある。それは大会において重要な役割を果たすことがある。もしくは優勝するか・・・ 今回のドイツはまさにそれが言えよう。
開催国のプレッシャーをまるで感じさせない開始4分でのゴール。選手の活き活きとした動きがスウェーデンに本来のサッカーをさせない。そして立て続けの追加点。スウェーデンの悲劇はそれだけでない。前半も終わる頃、退場者を出してしまう。
これ以上無いダメージである。この退場にはいささか審判の厳しすぎる判定もあったのだが・・・
しかし私が言い続けてきた、「いつも良い試合をするスウェーデン」は見せ場を作る。後半すぐにPKをもらう大チャンス。これは退場にさせた審判のはからいとも取れるものだった。
ここでエースのラーションがPKを失敗したことにより、スウェーデンの逆転の構図がもろくも崩れ去ることとなり、ストライカーのイブラヒモビッチを下げたことで、チームの火が消えてしまったことを証明した。
このドイツは強い。彼らは今、どことやっても勝てる自信があるのではないか。狙うは4年前の宿敵、セレソン(ブラジル代表)である。

○ アルゼンチンVSメキシコ (2-1)

誰もが予想しなかったメキシコの先制点。それによりゲームは非常に面白くなった。メキシコはこの日のために調整してきたであろうボルヘッティを中心にアルゼンチンゴールを脅かす。
皮肉にもその後すぐにボルヘッティの自殺点にも思えるゴールでアルゼンチンが同点。一進一退のテクニック合戦はそのまま延長戦に突入。
メキシコの質の高いプレーも特筆に値する。日本人とさほど体格も変わらないので吸収できる所が多々あるハズである。また一つ一つのプレーも丁寧なのも好感の持てるチームである。
メキシコのプレスが段々と疲労のために弱くなってきたところで、マキシ=ロドリゲスのクロスボールを胸でトラップ、そのままダイレクトボレーという、ボールを一度も地面に落とさずにゴールするという神業を見せた時、メキシコの夢は打ち砕かれた。
この試合を見てドイツはどう思ったか。
延長戦の疲労を考えると、笑ったのはドイツだろう。




テレビでは、アルゼンチン対メキシコを「今大会初の延長戦」と言っていたが、本当にバカ丸出しである。
グループリーグは延長は元々無い。
そしてトーナメント2戦目で延長なのだから、可能性で言えば50%なのである。
細かい事かもしれないが、そんな程度の知識しかないマスコミの報道に惑わされないように!

しかしこのアルゼンチンの勝利は予想以上にスタミナを消費したのかもしれない。その中で余裕を持って勝利したドイツは、アルゼンチンに対してアドバンテージを持ったと言えよう。

しかし今のドイツは強い。仮にディフェンスでミスがあっても、すぐにキャプテンのバラックが大きな声で修正する。非常にオトナのチームなのである。
次のドイツとアルゼンチンの対決は目が離せない。
[PR]
by mau46 | 2006-06-25 20:15 | スポーツ
<< トーナメント1回戦 戦評 6月25日 戦評 6月23日 >>


スポーツに関するコラムを書いてます。
カテゴリ
全体
スポーツ
ロンドン旅日記
シンガポール旅日記
香港旅日記
未分類
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧