あの月に向かって打て



裏金なんて『やめられない、とまらない』


西武がアマチュア選手に対して“栄養費”として実質裏金をバラ撒いてたというニュースが流れた。このニュースを聞いた人は、驚いたのであろうか?いや、さほど驚かないであろう。そもそもこれが日本の文化なのであり、日本のやり方なのである。

日本には文化レベルで“談合”というシステムが根付いており、それが日本社会を支えていると言っても過言ではない。そしてその談合を駆逐する公平に近いシステムを取り入れようとした瞬間、日本人はそれを拒絶する。つまり、

「今まで問題なく済んでいたこのシステムに、なぜ新しいメス入れが必要なのか。」

という事であろう。要は島国根性の典型的なところである。日本にとって、新たな制度が入ってくる、新たな“血”が入ってくるというのは、今までその温床に浸っていた日本人にとって利権の吸えないものは受け入れられないのだ。日本から談合がなくならない体質はこれである。元々日本人に改革というのは似合わない言葉なのである。

この裏金問題や希望入団枠というのも、完全ウェーバー制を導入すれば大きく改善されるのは確実である。それを実施しない。また、選手会が提案した「不正な金銭授受が発覚すれば球団にペナルティーを」というのを球団側は拒否。プロ野球の方向を示す羅針盤はどこを示しているのかわからない。
談合の盟主である巨人は言う、

「ドラフトが高校と社会人で2回行われれば、プロ野球が2回注目される。」

この自分勝手な論理のために日本プロ野球ドラフト制度は動けない。「ウェーバーも反対。」「ドラフトも2回行いたい。」そんな自分勝手な都合で日本のプロ野球界を操作できてしまうのだ、現状は。

日本人口1億5千万には『強い巨人』が見たいのであろうか。いや、『おもしろいプロ野球』が見たいのであろう。

巨人ばかりを責めたが、諸悪の根源はプロ野球コミッショナーである。問題が発覚してもなかなかこの天上人は雲の上から下りてこない。そして存在もよくわからない。この根来泰周という男は現在“代行”といったカタチでコミッショナーに鎮座している。いわば巨人の傀儡とも言えるこのコミッショナー(代行)には権限があるが実行はしない。

裏金もドラフトも、この巨人とコミッショナーの“謎のコネクション”がなくならない限りは『やめられないとまらない』のであろう。所詮、自分のチームのことしか考えていない連中なのだから。子供には見せたくない事実である。それでいいのか、プロ野球。
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by mau46 | 2007-03-12 09:12 | スポーツ
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